ツール・ド・三陸

今回ご覧頂くのはサイクリングチャレンジ『ツール・ド・三陸』でPAO自転車が走った模様である。前日まで悪天候であったがテルテル坊主のおかげで当日は快晴に恵まれ三陸海岸のルートを50km走り続けた。今回もツールドフランス三度の王者、グレッグ・レモン氏が先頭になって約1000名のライダーが陸前高田第一中学校よりスタートした。途中の沿道では、地元の方々が応援のためにあちこちに集まって、がんばれーっとエールを送ってくれた。街中は今でも東日本大震災の影響でずたずたになっているところが多く煩雑な土地の造成なども見受けられ、地元の方が本当に楽しく安心して生活できるような環境でないことが伺えた。しかし、それとは反対に三陸の大自然の美しさも実感できたわけである。コースから少し外れたところにキセキの一本松がモニュメントとして保存されていたのには心を痛めるばかりではあるが、この震災の教訓を未来に生かさなければならない。これからも東北の復興を切に願ってPAO自転車はゴールを迎えた。STAY ALIVE、生き続ける。