パオチューニング 試乗 CENTRAL CURUIT

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今回ご覧いただく車両は、スピードウェルの技術を結集させ開発されたPAOテストマ シン(SW4/1)である。スピードウェルでは色々なパーツをプロデュースしている訳だ が、ただ単に製品を開発するわけでなく、極限の状態、いわゆるレースフィールドで 培ったノウハウを惜しみなくフィードバックするという考えの基にこだわりを追求す る。今回は兵庫県のセントラルサーキットにて性能試験が行われたわけだが、エンジ ン、足回り、吸排気系、そして、デザイン性能。それぞれにバランス良くまとめるコ トが一番の課題であり、今回のテスト走行により各部のデーターがいっきに収集で き、さらにはセッティングも煮詰めらた。それと同時に非力なマシン(PAO)が世界 の強豪を相手に同じ土壌に立ってタイムを競い会う様は、涙ぐましく賞賛の声があふ れた。もちろん注目度No,1だったことは言わずと知ることが出来るだろう。今回は30 分を3本行ったわけだが、一本目はセッティングに時間を費やしわずか2周で終え る。しかし、二本目、三本目は全開での走行が可能となり、エンジンは7500rp mほど回すことが許された。サーキットでの極限状態で製品試験を行うからこそ、本 物のプロダクトが誕生する。これぞまさしく逸品である。
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