トラッドパオちゃん 日産パオ

INDEX
COMMENT
今回ご覧頂くPAOの諸元だが、平成1年式のマニュアルトランスミッション。カラーは アイボリーで天井はノーマルルーフ形状である。そして、走行距離はなんと13万キロにも およぶ。そのことから必然的にある程度車体は疲れていたが、新しいエンジンに積み 替えが行われ、諸所の補器類はオーバーホール。そのことにより機関はみごとに復活 し、運転はしやすく扱いやすいモノとなった。さらに、パオ-トラディショナルの標 準でもあるインテリア、エクステリアの仕上げを施し、内外面で整備を両立。13万キ ロ走ったとは思えないくらいの綺麗さである。内装は謹製ウェル帆布によるウェル50 レザーシートへの張り替え、そしてリペアがおこなわれた。今回のレザーカラーは オーナーの思いの色ではあるが非常にシンプルで、もしPAO純正がレザーシートで販 売されていたなら、と想像してしまう。実はそれがパオ-トラディショナルな発想の ようだ。外装はホイール以外にはすべて純正塗装色を復刻し製作が進められている。 バンパーやグリルの塗装。ランプ類の艶加工。ボディー外装のレストレーション。そ れぞれに手が施され製作が行われたPAO。これぞまさしく逸品のパオ-トラディショナ ルである。
グラビアページへ戻る